ミセス「ノアの方舟」全セトリ徹底解剖!日替わり曲と演出の全貌
Mrs. GREEN APPLEが2023年夏に敢行した伝説的アリーナツアー『ARENA TOUR 2023 "NOAH no HAKOBUNE"』。さいたまスーパーアリーナを皮切りに大阪、愛知を巡った本ツアーは、フェーズ2を象徴する圧倒的なスケールと緻密なストーリーテリングで、今なお音楽シーンにおいて語り継がれる金字塔となっています。単なるヒット曲の羅列にとどまらず、巨大な方舟を模した壮大なセットと演劇的な演出が融合したステージは、観客を異世界へと没入させました。
本記事では、埼玉・大阪・愛知の全6公演で披露された確定セットリストを完全網羅し、ファンの間で話題を呼んだ日替わり曲やアンコールの真相を徹底解明します。さらに、直後に開催されたドームライブ『DOME LIVE 2023 "Atlantis"』へと繋がる伏線構造や、大森元貴が仕掛けた演出の意図、現在利用可能な映像・配信・音源データまで余すところなくレポートします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:さいたまスーパーアリーナ初日から愛知最終公演までの全6公演セトリを網羅し、日替わり曲(『umbrella』『Just a Friend』等)の配置を完全特定。
- 要点2:『ケセラセラ』から『Soranji』へと至る本編終盤の圧巻の流れと、ドーム公演「アトランティス」へ直結する終幕演出の全貌を構造解説。
- 要点3:公式映像作品(Blu-ray/DVD)、U-NEXT等の配信履歴、Apple Music/Spotifyの公式プレイリスト情報および今から追体験するための最適ルートを提示。
【全日程一覧】アリーナツアー「ノアの方舟」埼玉・大阪・愛知の確定セトリ
2023年7月8日のさいたまスーパーアリーナからスタートした『ARENA TOUR 2023 "NOAH no HAKOBUNE"』は、全国3都市6公演で約8万人を動員しました。アルバム『ANTENNA』のリリース直後に開催された本ツアーは、オープニングからラストに至るまで一つの航海記として緻密にプログラミングされていました。
ツアーの骨格となった基本セットリストは、荘厳な『Viking』の調べから始まり、バンドの初期衝動と最新のポップネスを往復する構成となっています。観客を乗せた「方舟」が荒波を越え、希望の光を見出すまでのドラマが全21曲前後で描かれました。
| 公演日程・会場 | 動員規模・公演特性 | 主な日替わり曲・アンコール | 編集部の見解・注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 埼玉 Day 1 2023年7月8日 さいたまスーパーアリーナ | 約18,000人 ツアー初日公演 | 本編:『umbrella』 アンコール:『Magic』『我逢人』 | 物語の幕開け。新曲『ANTENNA』収録曲の初披露が相次ぎ、演出の全貌が初公開された歴史的一夜。 |
| 埼玉 Day 2 2023年7月9日 さいたまスーパーアリーナ | 約18,000人 映像収録・生配信実施 | 本編:『Just a Friend』 アンコール:『Magic』『我逢人』 | 公式Blu-ray/DVDおよび配信アーカイブのベースとなった決定的一日。カメラワークも完成の極み。 |
| 大阪 Day 1 & Day 2 2023年7月15日・16日 大阪城ホール | 各日約12,000人 関西2デイズ | Day1:『umbrella』 Day2:『Just a Friend』 両日EN:『Magic』『我逢人』 | アリーナの一体感が最高潮に達した中盤戦。音響特性を活かしたボーカルの伸びが際立つ展開。 |
| 愛知 Day 1 & Day 2 2023年8月4日・5日 Aichi Sky Expo | 各日約10,000人 ツアーファイナル | Day1:『umbrella』 Day2:『Just a Friend』 両日EN:『Magic』『我逢人』 | 直後に控えるベルーナドーム『Atlantis』へのカウントダウンが高まり、鬼気迫る歌唱を記録。 |
【基本セットリスト構成(埼玉Day2・映像化基準)】
01. Viking
02. 華麗なる変身
03. 名無しのエデン
04. クダリ
05. フロリジナル
06. アンブロシア(Interlude)
07. Feeling
08. CHEERS
09. Blizzard
10. Hug
11. 私
12. Loneliness
13. Viking(Reprise)
14. Party
15. Doodle
16. Just a Friend(初日は『umbrella』)
17. Attitude
18. ダンスホール
19. ケセラセラ
20. Soranji
<アンコール>
21. Magic
22. 我逢人

【実態検証】日替わり曲とアンコールの真相|埼玉・大阪・愛知の違い
ツアー参加者や配信視聴者の間で特に熱い議論を生んだのが、中盤16曲目に配置された日替わり枠です。奇数日(埼玉初日、大阪初日、愛知初日)にはフェーズ1の隠れた名曲である『umbrella』が、偶数日(埼玉2日目、大阪2日目、愛知2日目)には初期のポップチューン『Just a Friend』がセレクトされました。
SNSやファンのライブレポでは、「雨と航海を象徴する『umbrella』の哀愁を帯びた生演奏に涙が止まらなかった」という声がある一方、「『Just a Friend』の軽快な多幸感が会場の空気を一変させた」という絶賛が寄せられ、両日参戦したファンの満足度を極限まで引き上げる要因となりました。
アンコールにおける『Magic』と『我逢人』の並びも見事なコントラストを生み出しました。コカ・コーラのタイアップソングとして日本中を席巻していた『Magic』で会場全体のボルテージを最高潮まで引き上げた後、ラストに届けられたのはバンドの原点ともいえるメッセージソング『我逢人』。大森元貴がマイクを握り締め、「人は出会うべき時に出会う」という想いを歌い上げる姿は、アリーナを埋め尽くしたJAM'Sの胸を強く打ちました。
特筆すべきは、日本レコード大賞を受賞することになる『ケセラセラ』のライブ音源としての完成度です。重厚なバンドアンサンブルとストリングス、そして大森の圧倒的な声量がぶつかり合い、CD音源を遥かに凌駕するダイナミズムが生み出されていました。
【演出考察】大森元貴が描いた世界観|ドーム公演「アトランティス」へ続く物語
大森元貴が手掛けるライブ演出の真骨頂は、単なるエンターテインメントに留まらない「神話的構造」と「現代社会へのメッセージ性」にあります。「ノアの方舟」と名付けられたステージには、巨大な船の舳先(へさき)や甲板を模した立体セットが組まれ、メンバーは方舟の乗組員として登場しました。
このアリーナツアーは、直後の2023年8月12日・13日に埼玉・ベルーナドームで開催された『DOME LIVE 2023 "Atlantis"』と対をなす二部作として構想されていました。「ノアの方舟」で激動の荒波を航海し、辿り着いた先が海底都市「アトランティス」であるという壮大な連作ストーリーです。
『ミセス ノアの方舟 違い』としてよく比較される両公演ですが、ノアの方舟が「試練と再生」「内に秘めた孤独との対峙」をダーク&スペクタクルな世界観で表現したのに対し、アトランティスは「海底神殿の祝祭」「圧倒的解放感」を軸に据えています。ノアの方舟の終盤、水没を予感させる演出から『Soranji』で祈りを捧げ、物語がドームへと継承されていく構成は、日本の音楽シーンでも稀に見るコンセプチュアルな試みでした。
【比較検証】映像作品(DVD/BD)とU-NEXT配信・プレイリストの楽しみ方
アリーナツアー「ノアの方舟」の熱狂を現在体感するための手段は、主に3つ存在します。公式映像作品、動画配信サービス、そして音楽サブスクリプションのプレイリストです。それぞれの特性を比較して、最適な視聴環境を選択することが推奨されます。
| メディア・形式 | 収録内容・仕様 | 価格帯・視聴条件 | メリット・おすすめ対象 |
|---|---|---|---|
| 公式 Blu-ray / DVD (2024年1月発売) | 埼玉Day2本編全曲+ドキュメンタリー映像+AtlantisとのBOX仕様あり | 通常盤:約6,380円 完全生産限定BOX:約18,700円 | 最高音質・最高画質。舞台裏メイキングやメンバー副音声など、永久保存版として必携。 |
| 動画配信(U-NEXT等) | ライブ本編映像(特別編集版・アーカイブ配信) | 月額見放題(2,189円/税込)枠内での配信履歴あり | スマホやタブレットで手軽に視聴可能。未見のライト層が世界観を把握するのに最適。 |
| ストリーミング・プレイリスト (Apple Music / Spotify) | ツアーセトリ再現公式プレイリスト(スタジオ音源・一部ライブ音源) | 各サブスクリプション月額料金(約1,080円〜) | 通勤・通学時にツアーの曲順の美しさを手軽に追体験。日常のBGMとして最適。 |
一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上の情報やSNSのまとめ記事において、一部事実と異なる誤解や憶測が散見されます。取材および公式記録に基づく正確なファクトは以下の通りです。
誤解1:一部公演でアンコールがカットされた?
一部の掲示板で「愛知公演でアンコールがなかった」という噂が流れましたが、これは完全な誤りです。全6公演すべてにおいて『Magic』と『我逢人』の2曲がアンコールとして演奏されました。本編ラストの『Soranji』で深い余韻を残した後に一度幕が降りる演出が極めて重厚だったため、本編終了時点で公演が終わったと誤認した一部観客の書き込みが発端とみられます。
誤解2:アトランティスとセットリストがほぼ同一?
「2つのツアーは連作だからセトリも同じ」という認識も誤りです。ドーム公演『Atlantis』では、『ANTENNA』の楽曲を中心に据えつつも、『In the Morning』『青と夏』『Speaking』などスタジアム映えするキラーチューンが大幅に投入され、セットリストの約半数が刷新されました。ノアの方舟で提示された問いに対する回答がアトランティスで示されるという、全く異なる音楽体験が構築されています。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
音楽ジャーナリズムの視点から、Mrs. GREEN APPLEの「ノアの方舟」ライブ映像や音源を深く味わうための判断基準を整理します。
【鑑賞を強くおすすめできる人】
- 物語性の高いコンセプチュアルな音楽体験を求める人:一曲ごとのクオリティだけでなく、アルバム全体のドラマ性や舞台芸術としての完成度を重視するリスナーには至高の作品です。
- 大森元貴のボーカル表現の極致を体感したい人:『Loneliness』のシャウトから『Soranji』の魂を削るようなロングトーンまで、現行の邦楽シーンで屈指のボーカルパフォーマンスを堪能できます。
- フェーズ2の進化の原点を知りたい人:現在のスタジアムクラスへと至るミセスの快進撃の基盤がどこにあったのかを正確に理解することができます。
【慎重になるべき人・期待値の調整が必要な人】
- MC中心のフランクなバンドノリだけを期待している人:「ノアの方舟」は世界観の維持を徹底しているため、曲間のフリートークは最小限に抑えられています。緩いアットホーム感のみを求める場合は、ファンクラブ限定ツアー等の映像から入るのが賢明です。

【ノアの方舟 ミセス セトリ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:さいたまスーパーアリーナ公演のセトリで最も盛り上がった曲は?
A1:本編後半の『Attitude』から『ダンスホール』、そして大合唱が巻き起こった『ケセラセラ』への流れが最大のハイライトでした。また、アンコール1曲目の『Magic』ではアリーナ全体が揺れるほどの熱狂を生み出しました。
Q2:日替わり曲『umbrella』と『Just a Friend』はどちらが多く演奏された?
A2:全6公演中、奇数日(埼玉1日目、大阪1日目、愛知1日目)の計3回で『umbrella』が、偶数日(埼玉2日目、大阪2日目、愛知2日目)の計3回で『Just a Friend』が演奏され、完全に同数となっています。
Q3:DVDやBlu-rayには全日程の映像が入っている?
A3:市販されている映像作品の本編には、2023年7月9日のさいたまスーパーアリーナ(Day2)公演が完全収録されています。特典映像としてツアー全体のドキュメンタリー映像が収められており、各会場の裏側を視聴可能です。
Q4:公式の音源配信(ライブアルバム)はリリースされている?
A4:『ARENA TOUR 2023 "NOAH no HAKOBUNE"』としての単独ライブアルバムは配信されていませんが、映像作品の完全生産限定BOX等に音源特典が付与されたほか、主要ストリーミングサービスで公式再現プレイリストが公開されています。
まとめ:時代を超えて語り継がれる「ノアの方舟」の金字塔
Mrs. GREEN APPLEの『ARENA TOUR 2023 "NOAH no HAKOBUNE"』は、バンドがフェーズ2において到達した芸術性と大衆性の完全な融合を示す記念碑的ツアーでした。緻密に計算されたセットリスト、日替わり曲に込められたファンへの配慮、そしてドーム公演『Atlantis』へと続く壮大な物語構造は、今なお色褪せることのない輝きを放っています。
これから映像やプレイリストに触れる方も、当時の熱狂を再確認したい方も、大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架の3人が方舟に乗せて届けたメッセージの深層を、ぜひ五感で体感してみてください。 (出典: ノアの方舟 ミセス セトリ(Yahoo!ニュース))